介護施設の方は、新しく制定されたBCP策定に頭を悩ませているかもしれません。
国の認可を受けている介護施設は、2024年から義務付けられているBCPの認可を得るための準備をしているからです。
自治体が中心になって研修会やオンライン講座を行っていますが、これから策定する事業所は何をどう準備すればいいのでしょうか。
今までと違う点は、今まで必要なかった訓練や委員会の設置、研修会などがすべての介護サービス提供者に必須になっていることです。
そのため、どの事業所でも2024年以降はBCP策定をしなくてはなりません。
現時点では罰則等はありませんが、新規での事業所は認可が必要になってくるでしょう。
BCP策定の認可はその策定の過程で、今までの業務を見直したり確認をするというメリットもあります。
まずBCPを策定するには、事業所内の従業員の意識から変えていかなくてはなりません。
学校や自治体ごとに防災訓練や避難訓練があるように、利用者さんの命とライフラインを預かる介護施設や介護事業者は、その突然のアクシデントが起こっても対処できるように用意しましょう、という事なのです。
コロナ感染対策だけではありません。
自然災害、サイバーテロなどもこの事件に含まれます。
BCP策定にはフォーマットがあり、マニュアル作成は何度も改定されます。
いろんなアクシデントが想定されますので、そのケースごとにBCPを策定します。
用紙の記入方法は厚生労働省が研修を開催しているほか、動画でのマニュアル説明も行っています。